同窓会で輝くために、毎日がうるおうために、40代のハリを保つために。アミノ酸と和漢成分、天然成分に加えビタミンを理想的なバランスで配合したサプリメント。若々しさを底上げするために毎日お召し上がりください。

連載コラム「美のリズム」
国際薬膳師 岡尾知子

vol.16
悩み別に選ぶ肉食のススメ

秋の深まりを感じる季節になりました。10月の二十四節気は「寒露」と「霜降」。七十二候では、13日頃が「菊花開(きくのはなひらく)」といって菊で長寿を祈願しました。
最近は野菜中心の食事に注目が集まっていますが、若さと健康を願うなら、肉食が大事。肉には筋肉や骨、皮膚をつくるのに必要なアミノ酸がバランスよく含まれているからです。数あるタンパク源の中でも、肉はバランスの点で圧倒的に優秀なのです。そこで東洋医学的の視点から肉の特性についてアプローチしていきます。

二十四節気:半月ごとの季節の変化を示す暦。それをさらに分けて自然界の移ろいを知らせるのが七十二候。

古くから伝わる肉の薬膳的効果

日本漢方は、日本独自に発展した医学。漢方=薬草というメージですが江戸時代の医者には、病気予防や養生のために肉食を進めた人もいて、肉が今以上に健康食材とされていたことがわかります。
漢方をルーツとする薬膳でも、肉は重要な食材。どんな肉も「気」を補い、元気を養うとされていますが同じ「気」を補う食材でも植物性のものよりパワーが強いとされています。ただ消化吸収に負担がかかるので、風邪など、体力が低下しているときには少し控えましょう。
長寿の方は、肉を好む傾向にありますが、生き生きと元気なお年寄りはそれだけお腹が丈夫であるということなのかもしれませんね。

体に合わせた肉選びでキレイに

現代栄養学では、タンパク質、脂質、ビタミンなど、栄養素に注目しますが、薬膳では、その食材のもつ性質を重視します。肉についても同様で、豚、牛、鶏など、それぞれの性質に合わせて、季節や体調に合ったものを選ぶことが重要です。

肌の潤い補給には豚肉

気になる肌の乾燥におすすめなのは何といっても豚肉。豚肉は元気をつけると同時に、潤いを補ってくれる働きが強く、肌のカサつきや大腸の乾燥による便秘などにおすすめです。とくに空気が乾く秋は、豚肉でぷるぷる肌を養ってください。コラーゲンたっぷりのスペアリブや豚足などは、とくに潤い補給に優れています。スープや蒸し料理など、しっとり系の料理がおすすめです。

老化予防にはパワフルな羊肉

エイジングケアを狙うなら、羊肉です。羊肉は、体を温める力が非常に強く、生命力を蓄えている五臓の腎に作用するとされています。
東洋医学の古典には、「当帰生姜羊肉湯(とうきしょうきょうようにくとう)」という煎じ薬が出てきますが、その中身は薬草の当帰と、生姜、羊肉を煮込んだスープ。

冷え性の女性にぴったりで、薬膳のルーツともされています。栄養学的にはエネルギー代謝に欠かせないL-カルニチンを多く含んでいます。
羊肉は加齢で足腰の弱さを感じる方や、体を動かし燃焼力を高めたい人にもいいお肉といえます。

元気が出る鶏肉・牛肉

毎日の献立によく登場する鶏肉、牛肉は、元気を補う食材です。体を温めも冷やしもしない食材とされ、季節や年齢を問わないのが特長です。

なかでも鶏肉は消化に負担がかかりにくいので、食欲がないときや疲れたときには、油を使わないスープにして。
鶏肉の皮が苦手という方もいますが、コラーゲンが含まれるのはこの部分。肌の潤いのためには皮も残さず食べることをおすすめします。

砂肝は消化機能に

薬膳には、「似類補類(じるいほるい)」という言葉があります。色や形が似たものは、似た部分の働きを補う、という意味でその代表がレバー。血を貯蔵する肝臓であるレバーが貧血の人に有効なのは、よく知られていますね。
一方、鶏の砂肝は、「鶏内金(けいないきん)」といわれる生薬のひとつ。鶏の胃袋であることから、胃弱、消化不良などにすすめます。このように、ひと口に肉といっても、種類によって性質が異なります。
寒い季節もすぐそこ。食欲の秋を楽しみながら、元気と若さの底上げを図りましょう。

岡尾知子
国際薬膳師

「ロータス薬膳教室」主宰。美容・健康ライターの仕事を通じ東洋医学に関心を持ち、薬膳、漢方を学ぶ。講師活動のほか、雑誌、WEBなどで、暮らしに役立つ薬膳や養生に関する情報を発信する。