初秋にこそ摂りたい!
美容成分たっぷりの栗で
猛暑でヨレた肌をケア

秋の味覚の代表格、栗は過酷な夏を耐え抜いた肌と身体にぴったりな食材です。あの小さな粒には透明感を引き出すビタミンC、むくみに働くカリウム、腸の働きをサポートする食物繊維、新陳代謝を促す亜鉛など、美容に欠かせない成分がたくさん含まれています。

なかでもビタミンCはリンゴのなんと約8倍も! しかも、一般的にビタミンCは熱に弱く、すぐ壊れてしまう特性がありますが、栗のビタミンCはデンプンに守られているため、炊いても焼いても栄養価はほとんど変わりません。

さらに実だけではなく、渋皮にも見逃せない成分が含まれています。それは若々しさのカギを握るポリフェノールのひとつ、タンニン。ゆでただけではちょっと食べられないので、渋皮煮にすれば栗の美容成分を丸ごといただけます。

秋風が吹くころ「肌に透明感がなくなってきた」とか「疲れが抜けない…」と感じたら、栗の出番です。ただし、デンプンが主成分のさつまいもよりカロリーが高いので、身体にいい成分が多いからと、食べ過ぎないようにご用心。