手荒れピークの今こそ
「マル」と「バツ」 正しい知識で美しい手に

スキンケアと同じように、手指も毎日のお手入れで驚くほどがつきます。あなたはどれだけ知っていますか?

  • エアータオルは手のうるおいまで奪うので、
    使わない方がいい

    デパートやショッピングセンターのトイレに設置されているエアータオル。ブォ~と吹き出す風の勢いで、実は手に付いた水滴と一緒に大切なうるおい成分まで吹き飛ばしているのです。濡れた手指はハンカチやタオルで拭くのが正解。どうしても使わざるを得ないときは、カラカラに乾くまで風に当てないこと。そして、間髪をおかず、ハンドクリームでしっかり保湿することを忘れずに!

  • ハンドクリームは荒れやすい
    手の甲にたっぷり塗るのがいい

    手指で荒れやすいのは指の先。ハンドクリームを手の甲に乗せたら5本それぞれの指先、爪の周り、指の側面、指の付け根に、指の腹でよ~く揉み込むようにクリームをなじませること。手の甲にササッと伸ばすだけでは、ぜんぜん足りません。水仕事が終わったタイミングや手を洗うたび、ハンドクリームでこまめにケアしておくと指のささくれや粉ふき、ガザガサも、治まってくるはずです。

  • 水仕事中に手を拭くと摩擦で肌を
    傷めるので拭く回数を減らす

    水仕事の途中でも濡れた手はその都度、きちんと乾かすのが正解。手を自然乾燥させると、水滴が乾くと同時に大切なうるおい成分まで奪われてしまうのです。水仕事→自然乾燥→水仕事、を繰り返すたび、手のうるおい成分が奪われるため、1日の仕事が終わる頃にはガサガサ!いちばん荒れやすい指先を中心に、きちんと水滴をふき取っておくだけで、手の荒れ方が違います。

  • 1度に使うハンドクリームの量は、
    大さじ1杯が目安である

    実は量が足りていない人がほとんどです。両手の指先、側面、指の付け根にくまなく、念入りに塗り込めば、大さじ1杯くらい、思っているより多いのです。手のベタつきが気になるなら、余った分を手首からひじまでのばしてしまいましょう。家事が終わったとき、テレビを観ながら、眠る前のスキンケアの最後など、しっかり働いてくれた手指に感謝しながら、お手入れを。